ゆっくり酒さ治療

酒さ・酒さ様皮膚炎でなかなか治らないけど、ゆっくりのんびり改善していこうよっていう治療日記ブログです。

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2016
06/29

乳酸菌抽出物LFK(乳酸菌FK-23菌抽出物)がなぜ酒さに効くのか?

先日LFKに関するお知らせチラシが届いているのを見てこのブログを始めた時の事を思い出してました。何やっても全然酒さが治らなくて、藁にもすがる思いでLFKのサプリを飲み始め、飲んでるうちに「なんで乳酸菌が酒さに効くんだろう…?」と疑問に思って酒さと体の内面の事を調べ始めたのがこのブログのスタート地点。この頃はLFKが何かなんて全く分からず飲んでました。

私はそこからリーキーガットに行き着いて食事療法を始めたので、甘味料入りだったLFKサプリは一旦飲むのをやめました。あとなぜか便秘になったので。。
でも改めてチラシの内容を読んで興味が湧いてきたので、今ならもう少しLFKの働きを理解できるんじゃないかと改めて『乳酸菌抽出物LFK(乳酸菌FK-23菌抽出物)』について調べ直してみたのです。

LFKは乳酸菌じゃなくて乳酸菌抽出物

『乳酸菌抽出物LFK』は『フェカリス菌FK-23』を酵素で菌を構成する物質に分解したもの。たんぱく質が消化酵素で分解されてアミノ酸になるようなもんかな?
乳酸菌サプリでは生きて腸まで届く事をアピールするものが多いけど、LFKは既にバラバラに分解されてるんですね。「乳酸菌って死んでしまったら全く意味がないわけじゃなくて、生菌の餌になるからいいんだよっ」てって話はよく聞くけどそれ以外にも菌体の成分自体が直接腸管の免疫細胞に影響を与えたりするそうです。

LFKに関する臨床試験データ

酒さ治療剤としてLFKの特許を取得している会社のサイトに、酒さ患者に対して行われたLFKの臨床試験のデータが掲載されています。

酒さと診断され、ミノサイクリン(テトラサイクリン系抗生剤)で治療しても効果がみられなかった33~71歳の患者15名に、LFKを含んだ製剤を毎日内服してもらいました。
(中略)
【結果】患者15名中著効と判断された患者は2名(全体の13%)、有効と判断された患者は4名(全体の27%)およびやや有効と判断された患者は4名(全体の27%)で改善率は67%でした。
酒さ治療剤(特許第2944662号)

『テトラサイクリン系抗生剤』で効果が無かった患者に対して試験が行われた結果というのが大きなポイントではないでしょうか。抗生剤で効果の出ないタイプの酒さでも効果が出るかもしれないという事ですね。一方で変化の無かった患者も33%いると書かれているので、やっぱり酒さの原因は様々なのかなあと改めて思います。

ここではLFKを28日間服用したと書かれているのですが、肝心の『どのくらいの量』を服用したのかが書かれていません。なのでそれも探しました。

「赤ら顔(酒さ)」の病変を有する患者に1日あたりLFKを1g飲用してもらい、その効果を医師の視診に基づいて、紅斑、毛細血管拡張、顔面潮紅、全般改善について判定しました。
4週間のLFK飲用での全般改善度で、軽度改善以上の効果を示したものが、9例中7例認められ(表A)、紅斑、毛細血管、顔面潮紅のそれぞれの症状においてもミノマイシンとほぼ同等の効果が認められました。
LFKの赤ら顔(酒さ)に対する効果

先ほどのものと結果が少し違いますがここでは『LFK1日1gを4週間』となっています。ちなみに私が飲んでいた『カルグルト』について問い合わせた時は『1包あたりに含まれるLFK:1.75mg 約35億個分』との回答でした(ブログに掲載OKと許可もらってます)。これはサプリメントなので仕方のない事なのかもですが、臨床試験と同じ期間で効果を得るには量が少ないかもしれませんね…。
でもカルグルトもビフィズス菌の総数では100億個との事なので、腸内環境が良くなっている実感があればプロバイオティクスの1つとして続けてみる価値はあると思います。

LFKの酒さに対する作用機序

で、肝心のなぜ酒さに効果が出るのかですね。先ほど引用した薬店のサイトに書かれているのは

作用機序としては、LFKの多核白血球の遊走阻止、または活性酸素産生の抑制、あるいは腸内細菌叢改善による腸内異常発酵の抑制が考えらます。
LFKの赤ら顔(酒さ)に対する効果

腸内環境の改善による効果だけでなくて多核白血球の遊走阻止が考えられるとありますね。多核白血球(顆粒球など)の遊走が阻止されるって事は好中球が関係するような免疫の過剰反応が起こっている場合のアレルギー症状に効果があるかもという事かな…?

と、思っていたら特許を持っている会社の方の論文の要約には

LFKのアレルギー反応の抑制作用は、Th17リンパ球の減少によるものと考えられました。
乳酸菌抽出物(LFK)はTh17細胞反応とアレルギー性気道応答を抑制する

とあったのでT細胞の関係するアレルギーに対する効果の方が正しいのかもしれないです。どれも可能性だけど。
中でもTh17とされているのでRosacea: The Blessing of the Celts(このサイトについては『酒さの悪化因子【小胞体ストレス(ERストレス)】』へ)で探してみると、、あった~!Th17細胞の活性化が酒さの炎症に繋がるとありました~。これで一応私の中でLFKと酒さが繋がったのですがどうでしょうか~。掘れば掘るほどどんどん難しい話になってきて頭がおかしくなりそう~。

サプリメントって薬事法の関係で効果をはっきり謳う事ができないからなんかぼんやりした表現(おなかスッキリ!とか体いきいき!とか)だったりでなんか胡散臭く感じてしまう事が正直多かったりします…。そして大体は良い事しか書かれていないので、知りたい重要な部分が分からなかったりして。
だからこうしてなぜ効果があるのかを調べてみるのはそのサプリメントの効果を正しく測る上ではとても大事な事だな~と思います。LFKが主成分のタブレットとかがあったらいいのになぁ。

追記:プロテサンシリーズ

LFKが主成分のサプリないかなって書いた後に探して見たら見つけたので載せておきます。

lfk-supplicant lfk-supplicant-2

LFKの特許を持っているニチニチ製薬が販売している『プロテサンシリーズ』のサプリです。サイトにはっきりとLFK配合と書かれていないので今まで見つけられなかった。。今でもはっきりとは書かれていません。なぜ?
パッケージに『FK-23+LFKを3,000億個含有(1日4粒分)』と書かれているものを購入しました。カルグルトよりかなり多いですね!勢いでいくつか飲んだのですが、やっぱり香料とか色々入っているので他のプロテサンシリーズについても色々調べたいと思います。ちなみにこれは1パック半月分で1,800円。これも1月分と思い込んで買ったので勢いだけで行動した事をちょっと後悔しました…。やはり高いですLFK。

私は食事で症状が落ち着いているので、食事療法を続けても何らかの症状が残るようならLFKもまた飲んでみようかと思ってます。もう開けちゃったけど。成分と価格の確認、大事。

『プロテサンスマート』には原材料に卵が含まれているので、乳・卵のアレルギーをお持ちの場合はご注意ください。

製品情報 | ニチニチ製薬 FK-23濃縮乳酸菌

関連:乳酸菌サプリメント『カルグルト』を1カ月続けてみた感想
公開日:2016-6-29
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Comments

  • カルグルトですね〜!
    LFKは最初、チサフェルノを1日に2袋飲んでみました。生産が終り商品が変わったのと、値段が安かったので、カルグルトの定期購入してたんですが、やっぱり甘味料がネックですよね〜。
    効果自体は悪く無い様な気がしてたんですが・・
    新ラクトーンAというサプリにLFKが入ってるようなので、注文してみたけど、ビール酵母が入ってましたー。

    • まるさん
      そうなんですよ~。甘味料が、しかも人工甘味料なので普通のお砂糖の方がまだよかったなーと思ったり。女性がターゲットだとカロリー重視になるんでしょうかね?
      LFKに効果を感じてたなら続けてみたいですね。もっと色々選択肢が増えたらいいですよね~。あと価格も安く…(υ´Д`)

      新ラクトーンAってLFK入ってるんですね!?知らなかった!ビール酵母は合わないかもしれない条件が色々入ってて迷うところですけれど…まるさんが無事に使えますように(人-ω-`)
      また私も色々探してみますね!

  • なつさん初めまして、ぴっぴと申します。
    私は酒さを患っており、様々な検索によって、こちらのブログへ辿り着きました。
    何ヵ月も見ているだけでしたが、今回コメントを残させて頂きます。

    まず、酒さに対しての知識をブログに書いてくださり本当にありがとうございます。
    いつもいつも大変参考にさせて頂いております……!
    なつさんのブログのおかげで新しく酒さの知識を取り入れられた部分がたくさんあります!

    肌日記の方も熟読させて頂いたのですが、
    私の酒さの症状は、とてもなつさんと似ているのです。
    私もある日頬にあまり目立たない程度のブツブツができて以来、ステロイド→プロトピック……と皮膚科にて使用を続けておりました。
    その結果、なつさんと同じ様に、どんどんと範囲が広がっていってしまいました……
    というかいまも広がり続けています………
    なつさんはブツブツに黄色い芯?のようなものはありますでしょうか?
    私は赤いブツブツの中心部に黄色い芯のようなものが見えます。
    我ながら汚い肌で本当に辛いです。

    また、なつさんはステロイドやプロトピックの使用をやめてからしばらくで最悪の時期を乗り越えた(というか振り出しに)と書かれていらっしゃいましたね……!
    私も使用をやめてからしばらくしたら少しはましになるかなと期待し、プロトピックの使用をやめているところです。
    現在ブツブツ大爆発中でとても辛いことになっています……笑
    (プロトピックを使用しない方がいいというのはいろんなところで見掛けますね!)

    そして、私はサブタイプ眼症状も出てしまっているのですが、なつさんはその後どうでしょうか。
    私は流涙と眼瞼炎?がすごいです。

    なつさんの肌日記を見ていると、とても肌が回復していっていて感動します!
    なつさんの努力のたまものですね……!
    なつさんのその回復している肌画像は、私はもちろん、いろんな酒さ患者さんにとってもとっても希望と勇気を当たえていると思います……!
    私も頑張って改善させたいなぁ……(*´◇`*)

    なにが言いたいのかよくわからないコメントになってしまい申し訳ないです……;;
    また、遊びにきます!
    更新、楽しみにしています!

    • ぴっぴさんはじめまして。コメントありがとうございます!
      この情報が誰かの役に立つだろうか?とちょっと不安に思う時もあったりするのでそんな風に言ってもらえると本当にうれしいです(;﹏;)

      ほんとに私の悪化した経緯とよく似ていますね!今までなんともなかった場所にまで症状が広がっていくのはものすごく不安ですよね…。私もどうすればいいのか分からずあれこれ試してはひたすら途方に暮れていました。
      黄色い芯のようなものもあります。芯というか先っぽの中心にポツっとあるような感じで、以前はそれが枯れてぽろっと取れて治っていく間に別の場所に新しい丘疹が発生して…の無限ループで全体的にブツブツだらけでした。。私はただの赤いプツプツもあったり、場所とか状態によって混ざっていた感じです。
      そこからステロイドを使用した後が一番ひどくて、その黄色い芯のあるものが顔中にびっしりだったので街ですれ違う人にも驚いたような顔をよくされていました…。
      そこからできるだけもう何もしない!と決めて1年弱で肌日記の最初の状態ですね。間にちょっと良くなったり、悪くなったり。

      プロトピックは難しいですね。良いという意見やダメという意見があって。でも悪化してきているなら合っていないかもしれませんね。
      でもその状態ではお辛いと思うので、もし処方してもらえる病院があればメトロニダゾールの外用薬やビブラマイシンなど、何か症状を抑えられるものを見つけて利用すると少し楽になるかもしれません。これは私の経験でなくてこのブログで知り合った方々とお話ししていて感じた事なのでぴっぴさんの判断で選択していただければと思います(*´∀`*)
      既に試されていたらごめんなさい。同時に酒さを起こしている原因を探れると良いのではというのが今の私の考えです。

      目の症状もまだあります~。私はマイボーム腺梗塞と霰粒腫です><外からはあまり分からないようになったんですけど、まぶたをめくるとプツプツしています…。そこからドライアイになって、アレルゲンにも敏感になってすぐ充血するので目薬が手放せない状態です。眼瞼炎だと周りの皮膚も影響受けてる感じですかね?それも辛いですね…。肌だけでも十分きついのに目もとなると嫌になりますよね!でもこれも肌の状態と一緒に治まってきていますよ!

      私もなんだかたくさん色々書いてしまいました。でも、本当にこうやって書き込んでもらうコメントにとてもやる気をもらえます!
      またいつでも来てくださいね!頑張って原因を見つけながら治していきましょう~!

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