
以前、酒さを悪化させる食べ物を『酒さを悪化させる食べ物。避けるべき食品リスト。』で記事にしました。
そこで今度は、酒さを改善させる食べ物はどのようなものがあるのかも探してみたので、これもまとめたいと思います。
食べるとよい食品
- 魚(天然のサーモン、ニシン、鯖、鮭、鰯など)
- 肉(皮無しのチキン、ターキーなど)
- 野菜(特にアブラナ科、サツマイモ)、海藻(昆布、わかめなど)
- ナッツ、種子(チアシード、フラックスシード)
- ベリー系の果実(ブルーベリー、ブラックベリーやサクランボ)
- スパイス(ウコン、生姜、にんにくなど)
なんだかリーキーガットの項目とよく似ていますね。ただ、リーキーガットの方は粘膜や組織の回復に重点を置いていて、一方こちらは抗酸化作用&抗炎症作用の高いものをメインに取り入れている印象です。
魚
抗炎症作用のあるオメガ3脂肪酸をたくさん含んだ魚を食べる。特に天然物はオメガ3脂肪酸の量が多いようです。
肉
飽和脂肪酸の多い牛肉や豚肉、鶏皮は、抗炎症作用のある善玉コレステロールを減らしてしまうとの理由で避ける方がよいとの事。
野菜
食物繊維とビタミンをたくさん野菜で摂る。特にアブラナ科の野菜は抗酸化作用が高いそう。また海藻も抗酸化物質を含んでおり、こちらは水溶性の食物繊維が豊富。
サツマイモ
リーキーガットの方でもサツマイモの効能にふれましたが、酒さでもやはりおすすめ食材として書かれていました。理由は、食物繊維が豊富で、紫色の皮には抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれる事、ビタミンもあり、さらに壊れやすいビタミンCもでんぷんで保護されるので壊れにくいとか。それからマンガンが多い事。このマンガンはビオチンが働くために必要な栄養素なのだそうです。
糖質の不安よりもこれらのメリットの方がはるかに大きいという事なんでしょうね。
ベリー類、種子
果物ではビタミンCやアントシアニンなどのフラボノイドを含み、かつ低糖質なベリー類がベスト。また、炎症を抑える効果のあるブロメラインという酵素を含んだパイナップルも良いと書かれているところもありました。そして種子ではチアシードやフラックスシードがオメガ3脂肪酸を含んでいて、さらに食物繊維も多くてよいそうです。
スパイス
ショウガやターメリック、シナモンなど、スパイス類にも抗炎症成分を含んだものがたくさんあるので、料理に取り入れるとよりいいですね。
とにかく抗炎症!
とにもかくにも炎症を抑えるというリストでしたね。やはりオメガ3脂肪酸は酒さにもかなり重要なもののようです。オメガ3系のDHA・EPAについては『青魚のDHA・EPAが中性脂肪を下げる。魚食べよう。』でも書いています。
チアシードなんかも見た目が苦手で避けてましたが、酒さにもいいものだったんですね。今の食事療法にも簡単に取り入れられる食品なので早速買いに走りました。ちょっとでも赤みが引くように、これらの食材も積極的に摂っていきたいと思います~!
1日の食事の例
marie claireのサイトに酒さのための1日の食事の例が載っていました。訳し方間違ってたらごめんなさい。
朝食:オートミールにギリシャヨーグルトかスキムミルク、それに加えて新鮮なチェリー、ブラックベリーやバナナとブルーベリー
昼食:オリーブオイルで焼いた天然のアラスカサーモンとサラダ
夕食:ハーブオイルで焼いたチキンとレンズ豆などの豆類
おやつ:全粒穀物やナッツ、種子、チェリーやブラックベリー、ブルーベリーなどの新鮮な果物や野菜
Rosacea Guidelines for Treatment – How to Treat Facial Redness
うん、見るからにキレイになりそうな食事だ。
でも近くのお店では新鮮なベリー類があまり売られていないので(いちごくらい)冷凍ものを買ってちょっとずつ食べてるんですが、これでいいのかなぁ。おやつに食べやすくてぴったりなんだけどな。