ゆっくり酒さ治療

酒さ・酒さ様皮膚炎でなかなか治らないけど、ゆっくりのんびり改善していこうよっていう治療日記ブログです。

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2016
05/17

糖質制限による酒さへの効果

酒さの食事療法を調べていると精製穀物や砂糖類など、糖質を避けるように。と書かれている事は少なくないです。実際に糖質制限で酒さが治ったと書かれているブログもあるし、アメリカでは酒さと糖質制限について書かれた本も出版されていました→Amazon.com
少し古い本です。レビューを見ていると賛否両論ですね。確かに全ての酒さを治す方法とは言えないと思いますが、原因の一つという事は十分考えられると思うので、今回は糖質を制限する事の酒さへの影響というのを考えてみました。

糖質制限で酒さが改善するかもしれないケース

  • 何らかの炭水化物の過敏症または不耐症だった
  • 何らかの栄養が不足していた
  • 腸内にカンジダ菌など悪玉菌が増えていた
  • 血糖値の高いまたは上がりやすい状態だった
  • 糖質の摂り過ぎで血液中に糖質が余っていた
  • 糖化による炎症が抑えられた

糖質制限と酒さで関連しそうな事をリストアップしてみました。
まずはグルテンやその他炭水化物に含まれるたんぱく質に遅発型のアレルギーや不耐症を持っていた場合。これは原因の食品を抜くと比較的短期で症状が改善すると思われます。
そして糖質を制限すると必然的に他の物を多く食べるようになるので、不足していた栄養素が補われる可能性もありますね。精製穀物は優れたエネルギー源ではあっても栄養の面では不足している部分もたくさんあるので。
後は大きく分けると腸内環境の問題と代謝・内臓関連の問題。

腸内環境への影響

SIBOや腸カンジダ症、リーキーガット症候群の場合は対策として厳しめの糖質カットを行いますが、これは糖質を餌とする腸内の悪玉菌を兵糧攻めにするためです。もし糖質制限で腸内細菌のバランスが整ったとすれば、腸内環境に起因する症状は治まるかもしれません。でもこれらの疾患は治そうと思うと糖質制限だけじゃ難しいかな…。

血糖値

精製穀物を食べると、血糖値が急激に上昇しやすいと言われています。この『急激に血糖値が上がる』というのは血管に大きな負担が掛かるんだとか。食後によく顔が真っ赤に悪化する事があったのですが、もしかしたら血糖値が関係していたのかなぁと今にして思います。今は異常に真っ赤になる事はなくなりました。どちらにせよ血糖値は安定している方が体のためにも良いです。

ピルの服用などで黄体ホルモン優位な状態であったり、膵臓が弱ってインスリンの分泌が弱まっているとすれば『血糖値が上がりやすい=カンジダ菌なども増えやすい』ダブルパンチな状態なので心当たりがあれば注意です。

血液中に糖を余らせない事が重要

まずは単純に糖質を摂り過ぎると代謝するために大量のビタミンやミネラルが使われてしまうという事。これは糖質に限らずですが。お肌に栄養が回ってくるのはやっぱり一番最後の方になってしまうので、その前に栄養が使われてしまえばお肌の回復に使えるものも少なくなってしまうんですよね。

中性脂肪、皮脂への影響

摂取した炭水化物からできたブドウ糖はエネルギーとして利用されるのですが、これが余ると中性脂肪に変わってしまいます。いくら油物を控えても糖質から中性脂肪が作られてしまうという事。これって本当に盲点。検索してみると糖質制限で脂漏性皮膚炎が改善したケースはいくつか見つかりました。皮脂のトラブルや酒さと脂漏性皮膚炎を併発している場合、こちらが改善するケースはあるのではないでしょうか。
関連:酒さと脂質異常症、糖質の関係

糖化による炎症

そして最後に、これが一番重要なんじゃないかっていう『糖化』の話。酒さを改善させる食べ物として『酸化』を防ぐ抗酸化作用のあるものをたくさん挙げた記事を書いた事があったと思うのですが、だったら『糖化』を防ぐ話も重要なんじゃないかと思うんです。

血中のブドウ糖が過剰になってあふれ出すと、人間の体の細胞や組織を作っているタンパク質に糖が結びつき、体温で熱せられ「糖化」が起きます。こうして「タンパク質と糖が加熱されてできた物質=AGE」ができるのです。
AGE(終末糖化産物)とは?|AGE測定推進協会
間接作用は、AGEsがRAGEに結合することによる「炎症性サイトカインの発動:炎症」や「活性酸素の発生:酸化」などによって、間接的に細胞/組織を破壊することである。
糖化最終産物(AGEs)が繊維芽細胞を死滅させる仕組み

血液中に糖が余っていると糖化によって『糖化最終産物(AGE/AGEs)』が作られ、それが受容体に結合する事で『活性酸素』を生み出したり、『炎症』を起こしたりしますよとの事。簡単に言うと体がめっちゃ老けるって事。酒さで言えばこれが慢性炎症の原因である事も考えられると思うんです。改善方法として酸化を抑えましょうって言われてるんだから。

まずは甘いもの断ち

chocolate-muffins

これまでもずっと書いてきましたが、私のやっている食事療法ではサツマイモを1日1本は食べるし、今は果糖も少し摂ります。これは糖質制限的には結構ゆるい部類。でも食事療法を始めてから短期間でガツンと一気に体重が減りました。これは多分脂肪じゃなくて水分。体内に糖を貯めるにはそれなりの水分が必要なのだそう。これが無くなったんだと思ってます。つまり結構体内に糖を余らせてたんじゃないかと…。

血液検査で中性脂肪を指摘されて肉や油を抜いた生活をしてみたけど、その時は酒さの症状はちっとも変わらなかった。もしかしたら私の場合は脂質の代謝よりも糖代謝の方に問題があったのかな~なんて思います。もし今、私がショートケーキやピザを食べ続けたら症状がどうなるのか、とても興味があるのですが今はとてもそんな勇気は…ありませんっ。

どれだけ糖を減らすべきかは体質や代謝能力によると思うし、これが酒さの治療法と言うわけでもないです。
実際私が自分で実践してみて起こった効果を、色んな角度から見て原因を探ろうとしている中の一つの話として読んでいただければと思います~。

最後に、糖質制限を行う時はその分他のものできちんとエネルギーと栄養を確保してくださいね。体質改善として長期に行う場合は特に。無駄なものを減らすことも大事ですが、必要なものはしっかり摂る。これもとっても大事な事だと最近痛感しています。無理せず、まずは甘いデザートをやめるところからでもいいと思います~。

公開日:2016-5-17
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