
最近ずっと腸内環境の事を調べていて、腸内環境の改善がお肌の回復にも繋がるよって事を色々書いたりしてるんですが、腸壁を丈夫にする事とお肌を丈夫にする事も繋がっているようなので、今回は直接肌にもアプローチできる栄養素についてまとめてみたいと思います。
腸壁の薄さとお肌の薄さは繋がっている
リーキーガットなど、腸壁が薄くてトラブルを起こしやすい体質の人はお肌も薄いのだとか。逆に肌が薄いなと感じる場合は腸壁も薄い可能性あり。そして腸壁を丈夫にする事はお肌を強くする事にもつながるという事。腸の状態を自分で確認する事はできないけど、肌の状態なら自分で確認できるし変化も分かりやすいですよね。
肌が敏感で炎症を起こしやすいとか、皮むけが治らないとか、そんな場合は肌のターンオーバーに問題があってきちんと肌が作られていないのかもしれません。その原因が栄養不足の場合、それを補う事で症状を改善できる可能性があります。
EPA
EPAは角質層同士を繋ぐ役割を持っているそう。EPAが少ないと角質層が簡単に肌から離れてしまい、肌の表面がカサカサ粉をふいたようになったり、ポロポロ肌から皮がはがれるなど、ターンオーバーが異常に短い状態を招いてしまうそうです。
オメガ3脂肪酸の重要性は今までも何度か記事の中で書いたりしてきましたが、こんな役割もあったんですね。オメガ3系のサプリメントを購入する際はEPAの含有量にも注目してみると良さそうです。
1日の摂取目安はEPA・DHA合わせて1,000mg~多くても3,000mg以内
EPAを多く含む食品:マイワシ、本マグロ、サバ、ブリ、サンマ、鮭など
亜鉛
亜鉛は細胞分裂に必要な栄養素で、これが不足するとうまく新しい角質層が作られなくなってしまうそう。古い角質層が剥がれた後に新しい角質層がうまく作られていない事も肌荒れの大きな原因。
腸内環境悪化による吸収不足の他、重金属の蓄積によっても吸収が阻害され、亜鉛不足になる事があるとか。
EPAで角質層が剥がれるのを遅めて、同時に亜鉛で角質層を作るスピードを上げるとお肌のターンオーバーを正常なサイクルに近づける効果が期待できるそうです。
1日の摂取目安は成人男性で12mg、成人女性で9mg
亜鉛を多く含む食品:牡蠣、うなぎ、チーズ、レバー、大豆製品など
ビオチン
ビオチンは皮膚や粘膜を正常に保つのに重要な栄養素。ビオチン療法などが話題になったり、肌荒れに効く栄養素として有名ですね。このビオチン、健康な人なら不足する事はあまりないそうです。というのも、ビオチンは腸内の善玉菌が作ってくれるから。でも腸内環境が悪いとビオチンも作られなくなって不足してしまうんですね。だから腸内環境が整うまではサプリメントなどで補うといいそうです。
1日の摂取目安は20mg~40mg
ビオチンを多く含む食品:落花生、アーモンド、レバー、牛乳、卵など
まとめ

これらとビタミンC、ビタミンB群なども合わせて摂ると相互効果が発揮されてさらに良いそうです。サプリメントに頼らなくても食品から十分に吸収できるようになるのが理想ですが、食事療法中や、腸内環境が整うまではこれらのサプリメントをうまく活用して補いたいですね。私もしばらく使っていなかったビオチンをまた探し出してきたりして3つ揃えてみました。最近色々買いすぎて家がサプリだらけです…。お肌が回復してくれることを願いつつ、また変化があれば記事にしたいと思います!