ゆっくり酒さ治療

酒さ・酒さ様皮膚炎でなかなか治らないけど、ゆっくりのんびり改善していこうよっていう治療日記ブログです。

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2016
11/25

酒さと仕事。皮膚炎を抱えて働くということ。

生活していくにはどうしても必要な労働。ブログを始めてからたくさんの酒さの患者さんとやり取りさせていただき、その中で話題に上る事も多かった実際どんな仕事をしているかの話。

このブログも酒さを患いながら如何にして生活していくかというのをテーマの一つにしているので、今回は自分の経験を交えながら『酒さになったら仕事をどうするか?』について書いてをみたいと思います。

酒さとデスクワーク

酒さを発症した時、私はデスクワーク、主にオフィスでPCに向かう仕事をしていました。接客の仕事に比べればずっと人と顔を合わせる機会の少ない職種で、マスクの着用も自由。酒さになっても比較的続けやすい職業…かな?

でもオフィスワークにも酒さに悪影響なデメリットというのもあります。まず一番感じたのは空調。特に冬になると暖房をきつめに設定されていたので、顔のほてりや乾燥がつらかった。席の配置によってはエアコンからの風が直接当たってしまう事もあると思います。空調や座席に関してはなかなか個人の都合に合わせてもらうのも難しいので何か工夫してしのぐ必要がありますね。他には1日中デスクに向かっているので運動不足で血流も悪くなり、冷え性に拍車が掛かったような気がします。。これも酒さのタイプによってはあまり良くないかもしれないですね。

仕事を辞めるという選択

以前にも書きましたが私は酒さになって仕事を辞めました。辞めるメリットは前述したような環境からの肌ストレスから解放されるという事。まとまった時間を得て遠方の病院に通ったり、治療に専念できるという事。あとは仕事で精神的なストレスを抱えていればそれからも解放されますね。そして自分の肌を見られるストレスからも。

デメリットというか、最大の問題は当然ですが収入が無くなる事です。私はたまたま結婚後に発症してそれまで独身時代からバリバリと働いて貯めた貯蓄があったのでできた事でもあります。みなさん環境はそれぞれだと思うので、実家で暮らしている方もいればパートナーの収入だけで充分生活できる環境であったり、はたまた一家を支える大黒柱だという方もいらっしゃるはずで、それぞれ選択できる事できない事があるかと思うので、ここでは辞める事が可能な場合についてを書かせくださいね。

これは気持ちの問題ですが、体は元気なのに肌に問題があるという理由だけで仕事を辞めてしまっていいのかという葛藤。感じる事もあるかなと思います。実際「肌荒れで仕事を辞めるなんて」と周囲から言われる事だってまぁ…あると思います。実際酒さになってみて感じる精神的な辛さというのはやっぱり自分の中にしかないもので、必ずしも周囲に理解されるとは限りません。労働は国民の義務ではありますが、今後の長い人生を考えて必要だと思えば退職する事も一つの選択だと思います。

私の場合は特殊な技術を持っていたので実際は退職後もしばらく外注扱いとして仕事をもらう事ができました。そういった交渉ができるようならやってみてもいいですし、退職後の時間を使って技術を身につければ在宅の仕事で再出発!というのも不可能ではないですね。

転職とアルバイト

今の仕事を辞めて酒さでも働きやすい別の職業に転職しようかなとか、しばらくして落ち着いてきたらパートやアルバイトで働こうかなと思う事もあると思うのでここでも私の経験談を。

症状がかなり悪化していた期間は完全引きこもりでしたが、様子を見て短期バイトで働いたり、今は調子が良いので新しく仕事を増やしたりして、その時その時で様子を見ながら働いています。まず日光に当たらずに済むようにと夜~早朝の仕事を中心に。具体的には深夜まで営業の飲食店の閉店後の清掃作業や、小売店の開店前の商品補充作業。この辺りは通勤で昼間の日光に当たらずに済むし募集も結構多いかな?基本的に少人数作業でお客さんと顔を合わせることも無いのでノーメイクでもいいし、荒れてる時期もほとんど人に見られることナシ。ただずっと動き回っているので汗をかくのが唯一の不安の種です。。

それから今は偶然街で出会った飲食店のオーナーに拾われてホールと事務のハイブリッドで働かせてもらってたりしてます。日が昇るまでは商品の品出し作業、日が沈んでからは飲食店。酒さになる前とは全く真逆の生活ですがそんな感じでやってます!今までやった事ない仕事を色々経験できてこれもいいかなと思いつつ、いつかは元の職業に戻れたらな~と。

仕事選びのポイントは酒さを悪化させないような環境を選ぶ事。日光については多くの方が悪化要因となると思うのでそれを避けられるような時間帯だったり、地下鉄や地下街がある都市部なら駅まで行けば後は職場までずっと屋内移動でOKという事もありますよね。

そして一番大事なのは面接、面談時にしっかり自分の病気について話しておく事、環境や業務内容に悪化要因がないかできる限り確認する事。実際は「酒さなんです」と言っても理解してもらえないので何とか伝わるようにと話していたら「なんだかおかしな人物になってるかも?」と自分で感じる事はありますが(まして症状が落ち着いている時に悪化したらどうなるかを説明するのはなかなか難しいです)。。ちゃんと働いてやっていけるのか、こちらから判断するにも面接は大切な機会ですね。

酒さはいつまで症状が続くのか、この先どの程度コントロールできるのか全く分からない病気だし、私もまだまだどうなるのかな?どうしていったらいいかな?と考えながら過ごしています。他の人と同じように好きな職業を選んで、どんな事でもできますって言えたらいいのになって。

ある日突然酒さになって、人生設計もう一回やり直しだーって、大げさかもしれないけれど私はそんな気持ちでした。みんな同じ人生じゃないし、自分なりの生き方があっていいと思うから、ちょっと特殊な肌を持ってしまったこれからの道をゆっくり選んでいこうかなと思います~。

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Comments

  • お返事ありがとうございます‼
    本当すごく参考になります‼
    湿疹と言う言葉だけでごまかされてるような気がしたので、次の診察のときに聞いてみたら、酒さの可能性、脂漏性皮膚炎の可能性があると、、
    でも自分で調べるかぎりどちらにしても使用するのはプロトピックじゃないんじゃないかと思うんです。
    先生も今探り探りな気がします。。
    自分では酒さなのか脂漏性皮膚炎なのか湿疹なのか全くわからなくて先生の言う通りにするしかなくなっているのが現状です。
    先生はパッチテストをしても問題がなかったので化粧品かぶれではない=アレルギーの選択肢はなくなったとのことでした。
    薬を塗る前にもっと調べたり肌の状態をもっと観察するべきでした。
    塗りだしてしまったので中途半端にやめてはいけないんだろうなとは思いつつ使っていて大丈夫なのかと葛藤の日々です。
    様子をみながらセカンドオピニオンも頭に入れてみます。
    なつさん貴重なご意見ありがとうございます‼

    • ぷりんさん
      参考にしてもらえたならよかったです!
      実際に酒さは確定させるのがとても難しいので、薬の反応をみながら判断するという方法はよくある事なのかなとは思います。でも私も酒さなら他にも色々と選択肢があるのにまずプロトピックというのは何故なのかなと思いますね。

      パッチテストは多分4型アレルギーの接触性皮膚炎の検査をされたのかなと思うのですが、化粧品そのものの刺激で肌荒れが起こったりもしますし、体は大丈夫でも顔には合わないというものも私はたくさんあります。酒さや脂漏性皮膚炎の可能性が考えられるなら保湿力の高い化粧品に変えたきっかけで皮脂のバランスが崩れて症状が悪化する事も考えられるし、何がどのように影響を与えているかを突き止めるのは本当に難しい事ですね。
      またよければ経過を聞かせてください(*^-^*)

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